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ミニトマトジュース~同じものは作れない~

・ほあんベジ

目次

この度は当農園のミニトマトジュースにご興味をお持ちいただき誠にありがとうございます。

お知らせ
今トマトシーズンは7月中旬から10月の出品を予定しております。皆様に親しんで頂いております訳ありミニトマトですが、今シーズンは当農園全面積を使用し栽培いたします!!
 より多くのお客様の元へお届けできるよう向かってまいりますので楽しみにお待ちいただければ幸いですm(__)m

 ご縁をいただきジュース加工に至りました。

収穫量のわずかなシワシワのセミドライ薄皮ミニトマトの出現

2020年、7月末頃収穫が始まってしばらくするとシワシワした皮の薄い柔らかいセミドライ状態のミニトマトが取れ始めました。食べてみるととても甘く酸味の少ない味にハッとして驚きました。しかし、皮が薄いため傷みが早く常温で置いておくと翌日にはカビが出てきましたΣ(・□・;)

1日に1000キロほどあるミニトマトの収穫量の中で10キロあるかないかのセミドライトマト。
木でセミドライになる理由はミニトマトの皮が薄く内部の水分が蒸発しやすい事、畑の水分が少ないこと、日照が強いことなど様々な要因がありますが分かっている事は毎年同じように同じ量が収穫できるわけではないということです。

実際、2021年のトマトシーズンでは2020年の収穫量の1/5も取れませんでしたので加工に至りませんでした。それが幻の理由です。
毎年作ることのできるトマトジュースではないということです…

真っ赤な完熟ミニトマト

流通が難しく直売ができない

珍しいトマトだったため最初は地元の直売所にて販売しました。穴の開いた透明パックにいれて朝店頭に並べても、午後には傷んできて。。でも、お客様には大変好評で一度召し上がったお客様からもう出品はないのですか?と何度もお問い合わせをいただきました。
しかし、すぐに傷むものを出品するのはやはり困難で少しの間で販売を止めました。

このまま処分するのがもったいないと諦めきれず、加工することはできないかと地元で農家を営みながらジュース加工もてがけている寺田農園さんに相談しました。

実が膨らみ始めた初夏のトマト畑

冷凍庫が空いていなかったらこのジュースは存在していませんでした。

「トマトジュースを作るためには最低100キロの量が必要になるよ。」と聞いて、翌日には傷んでしまうから無理やん。よく聞けば加工量によって加工賃も変わるシステムで100キロ以下の場合1000ℓ便740円、500㎖便420円かかるよ…と。正直悩みました( ̄д ̄;)

一回で採れる量がわずかで、翌日には傷んでしまう事を伝えると、ちょうど冷凍庫に空きがあるから使ってよ!毎日採れた分だけ貯めていってみたら?と言ってくださいました!!

それならもしかすると集める事ができるかもしれない!!

手をかけたトマトが美味しく実った喜びがある分、処分することは考えられない…
でも、100キロ確保できるか分からないのに冷凍庫を使わせていただいてまで加工を目指していってもいいのか悩みました。100キロ揃ったとしても加工単価が高すぎて販売することはできない。
が、やはりジュースにして飲んでみたい!特別のものができそう!!という気持ちが大きく決めました。採れる限り冷凍させていただきたい。できれば200キロ目標に!!(加工賃抑えたい)とお伝えし、次の日から毎日セミドライトマトが確保できるたびに持ち込ませていただきました。

預け始めて2週間が過ぎるとセミドライミニトマトは出現量がほとんど無くなりました。集められた量は131キロ。集まったミニトマトを加工してもらいトマトジュースにしていただきました!!

そして、出来上がったミニトマトジュースは自分が過去に飲んだことのない味わいに仕上がりました( ;∀;)
稀に採れるミニトマトで仕上げたミニトマトジュースを飲んでみたいと思ってくださるお客様がいらっしゃるかもしれない。いつもこのミニトマトを求めてくださるお客様へお伝えしようと思いました。

販売にあたり

加工量が少なかったことで加工賃を押さえることが出来ませんでした。販売に必要なラベルについて、お店で販売されてるようなラベルを作ろうとすると版代が初期費用としてかかるということで販売単価があがってしまいます。そこで販売に最低限必要な成分表と必要表記のラベルを作成していただき数量限定にて販売させて頂く事に致しました。


なお、セミドライミニトマトは毎年出現するものではありません。今シーズン収穫のトマトジュースを製造、販売できるかどうかは未定となっておりますのでご興味のある方は是非ご検討いただきご賞味いただければと思います<m(__)m>

最後までお読みくださり誠にありがとうございました。 ^^) _旦~~

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