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農家になりたい・・けど収入どんな感じ?生きていけるの?

農業の経験が全くないところから、老後の心配のない収入と暮らしを得る農業はできるのか知りたい。
このページでは、意図せぬところから農家になった私はどうだったか、現在ある支援などをご紹介したいと思います。

私が農家になったきっかけはこちらをどうぞ↑
全国70農園展開中!【シェア畑】

収入について

不安に思ってる現実は起きる可能性があります。

天候不順、病気や害虫の発生による不作、豊作の場合でも全国的に一度に大量の同作物が出回った場合には市場に物が溢れる事による価格低下…

全国的に豊作だった年の一般的な市場出荷価格 (10年くらい前)
大玉トマトの場合 ある年の8月のお盆あたりでは
スーパーで見かける24玉入りの段ボール1箱 トマト一個98円 
販売価格2,352円
ですが・・農家に入る売上は580円程度 
この価格もはや利益は0円です。
残念ですが、自分の財布には1円も入りません!!
その内訳をざっと書き出してみます。
・協同組合などで共選する選果手数料70% 580円×70% 406円
・段ボール代 1箱 62円
・種代、肥料、農薬、人件費、軽トラック、農機具、などの経費を引いたら完全に赤字

しかも、夏秋(7月から10月)のシーズン中に出荷する総量に対しお盆前後2週間に出す出荷量は3割から5割、全国手にも同じ時期にピークを迎える産地が多数あり毎年価格が落ちます↓↓↓
つまり黒字化させるには残りの時期に安定した収穫量を栽培出荷する必要があります。

逆に、他の産地が出荷しにくい時期を狙って技術を向上させて栽培出荷することはかなり収益を安定させることに繋がります!もちろんどの農家もそうした動きはしています。私の畑でもそうしてます。
ですが、どんなにずらして栽培しても気温が全国で一斉に高温期になったりすると豊作貧乏は今でも起こりうることです。

技術を習得した上で就農する事は大切

農家になりたい訳ではなかった私達夫婦は就農時、栽培技術は0
せいぜいアルバイトで培った早く作業をこなす自信くらい。
平成15年に就農しましたが、下にある画像の通り就農から4年経った時点でも所得は0
トラクターや必要設備など先行投資分を返済するのに必死でした。
つまり年金はもとより、老後の資金でさえ貯める余裕など皆無でした( ;∀;)

平成19年から平成21年まで所得0

当時の栽培面積は夫婦二人で33a。初年度は冷夏に当たってしまって栽培技術のない私達夫婦の畑は病気にまみれて不作でした。その上、全国的にはトマトの収穫量が多く相場の価格を下回る散々な状況でした。
その後も長雨による地下水上昇、接ぎ木の失敗で大半を枯らす等々失敗の連続でした。
もし、今の私達がその時にトマト栽培をしていたら不作を回避できるであろう自信はあります(^_-)-☆

農家では生きていけない・・

収入がなかったら生きていけないから農家なんて無理ですね・・と思われると思いますが、
私が就農した頃と今とでは全く違うのが新規就農への手厚い支援です!!

収入不安を解消する補助金の一部をご紹介します。
農業次世代人材投資資金(経営開始型)です!

下記の画像にある通り、就農から5年間は150万円~120万円の交付金がもらえます。
これはかなり安心ですね♪
気を付けたいのは、原則として49歳以下であること。
その他詳しい事項もありますが、5年間の間に自分の畑と作物の癖を知り安定栽培技術を向上させることができますね(^^)/

農林水産省 新・農業人ハンドブック内より

新・農業人ハンドブック2021:農林水産省 (maff.go.jp)

技術取得のための研修や移住・最新技術の導入など支援は様々

最新のニュースでは 一括1000万円支援などもあるそうです!
食料自給率を改善したい国の最大限の支援を味方に新規就農、収入不安を減らして5年かけて技術向上、安定した収穫量を実現することで、共選を介さず大口販売店やこだわり野菜を求める飲食店、バイヤーへの売り込みが可能となり直販することで利益の幅も広がります!

経験した中で言えることは初期投資は最小限に。
私達の地元でも毎年新規就農される方が何人かみえます。が、残念ながら1年でリタイヤする方がいることは珍しくありません。これまで書いた失敗の中でも、自分の努力とは関係ない理由で思っていた収入が無かったとう事がリタイヤの主な理由ですが、それとは別に初期投資にお金をかけすぎて返済できない状況に陥ったからということも多々あります。
営農計画はしっかりと立てて無理のない範囲で初期投資する事をお勧めします。

安物買いの銭失い

今、初期投資にお金をかけないで。とお伝えしたばかりですが、資材や農機の中にはしっかりお金をかけるべき物があります。それはまた別の機会に

就農から19年経過した現在は栽培面積100a超え、毎年波はあるものの
農家…飽きないです。

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